事件3日前に京都アニメーション本社近くで撮影された青葉容疑者とみられる男の映像(京都府宇治市)

事件3日前に京都アニメーション本社近くで撮影された青葉容疑者とみられる男の映像(京都府宇治市)

 京都市伏見区桃山町因幡のアニメ製作会社「京都アニメーション」(京アニ)第1スタジオが放火され、36人が死亡、33人が重軽傷を負った事件で、殺人や現住建造物等放火などの疑いで逮捕状が出ている青葉真司容疑者(41)が、全身やけどによる重篤な状態を脱していることが、11日分かった。

 青葉容疑者は事件当日に全身やけどを負い、大阪府内の病院で治療を受けている。一時は重篤な状態に陥り人工呼吸器を装着、皮膚移植を繰り返すなどしてきたが、関係者によると、現在は医療関係者の呼び掛けなどに応じて言葉を発し、体を動かすためのリハビリができる程度にまで回復したという。

ただ、勾留に耐えられるようになるには相当の期間を要するとみられ、逮捕のめどは立っていない。

事件は7月18日午前10時半ごろに発生。青葉容疑者が第1スタジオ1階でガソリンをまき、放火したとされ、建物内にいた20~60代の男女計69人が死傷した。現在も女性5人が入院している。