修復され、創建時の色がよみがえった二王門(綾部市睦寄町・光明寺)

修復され、創建時の色がよみがえった二王門(綾部市睦寄町・光明寺)

 府北部唯一の国宝の建物「光明寺二王門」(綾部市睦寄町)の修復がほぼ完了し、6日、関係者に公開された。落ち着いた色調のべんがらで全体を塗り直し、創建された770年前の「赤」を現代によみがえらせた。

 二王門は鎌倉時代の1248年に建てられた。修復は1950~52年の解体修理以来で、光明寺が府教育委員会に委託して2016年6月から進めていた。塗り直しでは、創建時の部材のべんがらを分析し、当時の色合いを再現した。

 屋根のふき替えも行い、栗の厚板をずらして重ねる「とち葺(ふ)き」と呼ばれる二王門独特の手法を踏襲している。

 一般公開は18日から。同日午後1~4時に見学会を催し、あやべ温泉から送迎バスを運行する。予約不要。