所蔵する多数の阪神グッズを展示する自宅の一室で、新作のマウスカバーを手にする加藤社長(京都市上京区・加藤太織物)

所蔵する多数の阪神グッズを展示する自宅の一室で、新作のマウスカバーを手にする加藤社長(京都市上京区・加藤太織物)

 京都の西陣で神社仏閣関連の衣装や用具の卸売りを手掛ける織物会社が、プロ野球・阪神の球団旗や六甲おろしの歌詞をデザインしたマウスカバー(マスク)を西陣織で製作した。新型コロナウイルス禍の中、スポーツシーンを盛り上げたいと願う。

 「加藤太織物」(京都市上京区)が作った。表面は手織りの絹100%で通気性の高さが特長という。裏面は綿で取り外しでき、手洗いが可能。ひもを後頭部で結ぶ「簾式」で、装着したまま飲み物も飲める。阪神球団の承認も得た。

 大の阪神ファンの加藤雅之社長(60)が今季も甲子園球場での阪神戦に通う中、少しでも快適に観戦できればと発案。同社は、僧侶が読経の際にも使える西陣織のマスクを販売しており、これを応用した。「呼吸が楽で使いやすいものを考えた」と話す。

 マスクは、球団旗、六甲おろし、ピンク色の3種類あり、一つ3千円程度。同社のホームページから購入できる。問い合わせは同社075(441)1116。