「笑門来福」の動画を紹介する櫻美家天勝さん(近江八幡市内)

「笑門来福」の動画を紹介する櫻美家天勝さん(近江八幡市内)

 「江州音頭」を継承する滋賀県近江八幡市の櫻美家(おうみや)天勝(本名・深尾勝義)さん(77)が、新型コロナウイルスの感染防止をテーマにした音頭「笑門来福」を作った。インターネット上で動画として投稿し、「来るな!コロナ!だいきらい!」などのストレートな歌詞が、話題を集めている。

 江州音頭ゆかりの金念寺(東近江市)から「ウイルスで沈みがちな気分が明るくなる音頭を作ってほしい」と依頼されて制作した。

 「歌を唄うと心が晴れる」「ステイホームで新たな絆」など、直球で前向きな歌詞が特徴。「窓を開けよう 換気で元気」「密閉、密集、密接あかん」など、感染防止策も歌詞に盛り込んだ。また外出自粛中は思い出話を通し、家族の絆を強めてほしいと、メンコや福笑いなど昔の遊びもちりばめる。

 動画は、櫻美家さんが音頭を教える「天勝塾」の生徒とともに撮影した。威勢の良い太鼓や掛け声に合わせ、法被や着物姿の生徒が元気に踊っており、耳と目で楽しめる。

 太鼓を担当した米原高1年の田谷彩音さん(16)は「一人でも多くの人が元気になるきっかけになれば」と語る。櫻美家さんは「動画を見て、江州音頭に親しんでもらえればうれしい」と期待を込める。

 動画は櫻美家さんのホームページや、動画配信サイト「ユーチューブ」で見られる。