山岳遭難での負傷者を搬送する方法を訓練する南丹署員と園部消防署員ら(京都府南丹市園部町)

山岳遭難での負傷者を搬送する方法を訓練する南丹署員と園部消防署員ら(京都府南丹市園部町)

 京都府警南丹署と園部消防署は11日、山岳救助訓練を南丹市園部町の小麦山で行った。山岳遭難者の捜索や救助法を確認し、いざという時に備えた。

 南丹市や京丹波町の南丹署管内では今年5件の捜索出動があり、5月には美山町の京都大芦生研究林で遭難者の死亡事案もあった。

 約20人が参加した訓練では遭難者の捜索での呼び掛けを実施。笛を鳴らした後、「返事をしてください。または音を鳴らしてください」と遭難者に向けて叫び、反応を確認していた。また、南丹署員は山岳救助にたけた消防署員の手ほどきで、ロープやリュックサックを使った負傷者の搬送法も学んでいた。

 南丹署の松尾武・地域課長は「消防との連携を深めて命を救いたい。登山者はインターネットでも可能な府警への登山届を必ず出し、低山でも油断せずに万全の準備に登ってほしい」と話した。