京都市役所

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【資料写真】トラフィカ京カード

【資料写真】トラフィカ京カード

 京都市は、業務上の功績や社会貢献を理由に職員をたたえる職員表彰制度について、従来は現金(3千~1万円)としていた「記念品」を千円分のギフトカードなどに変更した。行財政改革の一環といい、市は「厳しい財政事情を鑑み、市民の理解が得られる範囲で変えた」としている。

 市によると、表彰制度は1955年度の創設。職務上多大な功績を残した「業績表彰」と、人命救助や犯人逮捕など社会貢献をした「善行表彰」の2種類がある。2016年度以降に表彰したのは業績表彰が2件、善行表彰が7件だった。

 記念品の現金は内容に応じて原則3千円、5千円、1万円のいずれかを贈ってきたが、市財政は調整基金(貯金)が底を突くほど窮しており、記念品も見直しの対象となった。内部検討の結果、昨年12月に千円相当のギフトカードなどに変えたという。

 今年7月には、琵琶湖疏水で溺れた人を助けた職員に、市バスや地下鉄で使える乗車券「トラフィカ京カード」千円分を贈った。市人事課は「トラフィカ京カードであれば、市交通局に収入として入り、市全体で見れば『収支均衡』になる」と説明する。