自身が制作したコンピュータ画を紹介する長嶋さん(京都市中京区・京都芸術センター)

自身が制作したコンピュータ画を紹介する長嶋さん(京都市中京区・京都芸術センター)

長嶋さんが3歳からつづった絵日記の一部(京都市中京区・京都芸術センター)

長嶋さんが3歳からつづった絵日記の一部(京都市中京区・京都芸術センター)

 高機能自閉症の長嶋柊(とう)さん(21)=京都市左京区=が、3歳から書いている絵日記が200冊に達することを記念した個展が、中京区の京都芸術センターで開かれている。独特の色使いが目を引く絵日記30冊のほか、パソコンを使ったコンピューター画や写真が並ぶ。

 長嶋さんは千葉県出身で、3歳の時に高機能自閉症と診断された。同時期に幼稚園の課題で取り組んだ絵日記を小学生以降もほぼ毎日続け、今月19日から200冊目に入る。

 展示からは、当初は両親の下絵に色を塗るだけだったのが5歳ごろから自筆の絵が増えていく成長過程や、スキーの思い出に人工雪の発生装置を描くといった独特の感性が育っていくことが分かる。架空の鉄道をテーマにしたコンピューター画「トロリー作戦」なども目を引き、長嶋さんは「自分の中にある世界をそのまま描いています」と話す。

 23日まで。午前10時~午後8時。無料。