亀岡市の中学校が体育祭や文化祭の会場として使用することになったサンガスタジアム京セラ(2月9日、亀岡市追分町)

亀岡市の中学校が体育祭や文化祭の会場として使用することになったサンガスタジアム京セラ(2月9日、亀岡市追分町)

 京都府亀岡市の3中学校が9月中旬、地元のサンガスタジアム京セラ(京都府立京都スタジアム)でそれぞれ文化祭や体育祭を初めて開催する。新型コロナウイルスの影響で例年通りに学校行事が実施できない中、生徒たちの思い出づくりになればと特別に企画された。

 スタジアムは今年1月、サッカーJ2京都サンガFCの本拠地としてJR亀岡駅北側に完成したが、コロナの影響で当初の見込みほど使われていない。

 同市では既に小中学校の修学旅行の中止が決まり、秋以降の行事の開催も危ぶまれる中、生徒の多い3校は屋外スタジアムに着目。それぞれ9月中旬の平日に借りて、全校生徒が集えるイベントを考案した。

 亀岡中(内丸町)は天然芝のピッチで玉入れやリレーなどの競技を行う予定だ。白波瀬和彦校長は「この1年間で全校生徒が集まれる唯一の機会だろう」と見込む。生徒数約650人で市内最大規模の東輝中(篠町)は、体育祭と文化祭の一部を兼ねた「東輝祭」を計画する。

 詳徳中(篠町)は、付帯施設である大河ドラマ館の見学やボルダリングの体験、クイズ大会など多彩なプログラムを用意した。卒業生のアスリートも大型スクリーンにメッセージを寄せる。18日にあった2学期始業式でこれら計画の詳細が発表された。

 各校とも、発表の場が失われた吹奏楽部の演奏や合唱も予定し、保護者らを招待する。

 スタジアムの使用料は、府のスタジアム条例の施行規則に基づき半額となる。