建て替え工事を終えて開業したホテル本能寺(京都市中京区)

建て替え工事を終えて開業したホテル本能寺(京都市中京区)

 本能寺文化会館(京都市中京区)は11日、建て替え工事を終えた市役所南側の大型旅館「ホテル本能寺」(同)を開業した。少子化に伴う1校当たりの児童・生徒数減少を受け、複数校の修学旅行生を同時に受け入れられるよう施設に工夫を凝らした。

 工事では建物を6階建てから9階建てとした。延べ床面積も約7700平方メートルと約1・5倍に広げ、客室数も約20室増やした。一般客の需要を考慮し、全客室に浴室を設けた。
 主要客層には引き続き修学旅行生を据え、2校を同時に受け入れられるよう、出入り口を2カ所に、大浴場を4カ所に増設した。
 11日の竣工式には、約50人が出席。赤田泰宏代表取締役は「生まれ変わっても設立時と理念は変わらない。宿泊する学生さんだけでなく、京都を訪れる多くの人に温かいおもてなしを提供して喜んでもらいたい」と語った。
 同社は大本山本能寺(同)が主要株主。1962年に「本能寺会館」を開業し、2008年に現在の名称に変更した。建て替え工事は17年12月から営業を中断して実施。5階建ての西館(16室)は21年6月に完成予定。