ボクシングで4年ぶりの日本王座復帰に挑む堀川謙一。現役最多の55戦目を迎える(京都府長岡京市)

ボクシングで4年ぶりの日本王座復帰に挑む堀川謙一。現役最多の55戦目を迎える(京都府長岡京市)

 ボクシングの元日本ライトフライ級王者の堀川謙一(三迫、京都府大山崎町出身)が14日、東京・後楽園ホールで同級王座決定戦に挑む。日本選手現役最多となる54戦のキャリアを持つ38歳は、4年ぶりの王座奪還を虎視眈々(たんたん)と狙っている。

 日本ランキング1位の堀川は、同2位で29歳の戸高達(レパード玉熊)と対戦する。勝てば2015年の日本タイトルマッチで拳四朗(BMB、城陽市出身)=現WBC世界ライトフライ級王者=に敗れて以来となるチャンピオン復帰を果たす。

 西乙訓高を卒業後、00年にプロデビューした。19年間の戦績は54戦38勝(12KO)15敗1分け。現役では前世界王者ホルヘ・リナレス(帝拳)の50戦を上回り最多を誇る。衰え知らずで、直近は5試合連続のKO(TKO)勝利。「感覚を重視していた指導法が理詰めに変わった。どういう順でパンチを打てば決められるか、試合中でも冷静に考えられている」と手応えを語る。

 日本タイトルマッチは7度目となり、かつては拳四朗や世界3階級制覇の八重樫東(大橋)とも激闘を演じてきた。円熟の域で戦うボクサーは「負けたら当然、進退を考えないといけない。自分がジム会長の立場だったら、いつまでも期待はしないと思う」と覚悟も抱く。