遊泳客の姿もまばらな松原の浜(滋賀県彦根市松原)

遊泳客の姿もまばらな松原の浜(滋賀県彦根市松原)

 毎年遊泳や日焼けを楽しむ親子連れや若者でにぎわう滋賀県彦根市松原町の湖畔は今夏、歓声が小さい。新型コロナウイルスの感染拡大防止で、市が水泳場を開設しなかったからだ。青空の下、静かな白い浜が広がっている。

 松原の湖岸は、白砂と松林の遠浅の浜が約1キロ続く。県が浜を管理しているため、市は開設中止を告げる看板を立てるにとどめている。例年配置されている監視員やライフセーバーの姿もいない。市観光企画課は「今夏はあくまで自由遊泳でお願いしたい」としている。

 好天に恵まれた日でも人出は少ない。湖水浴する人も見られるが、浅瀬で楽しむぐらい。近くでうみの家を営む男性(55)は「毎年見る顔が今年はいなくてにぎわいがない。平日でもこんなに少ないのは珍しい」と話した。