全国日本学士会のアカデミア賞受賞を喜ぶ内藤さん(左)、野中さん(中央)、中根さん=京都市南区

全国日本学士会のアカデミア賞受賞を喜ぶ内藤さん(左)、野中さん(中央)、中根さん=京都市南区

 国内外の文化や社会の発展、国際交流に貢献した人をたたえる全国日本学士会(事務局・京都市左京区)のアカデミア賞授賞式が8日、南区のホテルであった。3人の受賞者が学士会の真栄城徳佳会長から記念の盾とメダルが贈られた。

 文化・社会部門では、環境問題研究の先駆者として指導的な役割を果たしてきた滋賀県琵琶湖環境科学センター長の内藤正明さん(79)が受賞した。

 社会部門にはNPO法人ガイア・イニシアティブ代表の野中ともよさん(64)が選ばれた。1970年代にイギリスで提唱された「ガイア理論」の普及に尽力したことが評価された。

 国際部門では造園家の中根史郎さん(68)が受賞。中根庭園研究所所長として世界中で日本庭園の作庭に携わったことや日本の庭園文化の発信に努めたことが受賞理由となった。

 受賞後、3人を代表して内藤さんが「受賞を機に、命の許すかぎり環境問題の研究に頑張りたい」と謝辞を述べた。続いて3人の記念講演もあり、それぞれの分野での研究成果や力を入れてきたことについて語った。