イチジクの収穫に汗を流す森さん(城陽市枇杷庄)

イチジクの収穫に汗を流す森さん(城陽市枇杷庄)

 京都府内出荷量の約90%を占める城陽市特産のイチジクが、収穫期を迎えている。農家は強い日差しの下、真っ赤に熟した実を摘み取る作業に汗を流す。

 同市のイチジクは、都市近郊の利点を生かし、完熟してから収穫する。市とJA京都やましろによると、昨年は農家約110軒が栽培し、約450トンを生産。7月の長梅雨で収穫時期がずれ込み、例年より量は少ないという。

 約5500平方メートルでイチジクを育てる森潤さん(50)=同市枇杷庄=は、例年とほぼ同じ時期の7月末から収穫を始めた。午前5時から約3時間、柔らかい実を傷つけないよう、軸の部分を持って慎重にもぎ取る。

 作業は11月まで続き、森さんは「完熟した実そのままを楽しむのが一番おいしい。生ハムと一緒に食べるのもお薦め」と話す。イチジクは同市内の直売所やスーパーなどで販売している。