「リモートお化け屋敷」の撮影に参加したお化け役の学生ら(京都市山科区・勧修小)

「リモートお化け屋敷」の撮影に参加したお化け役の学生ら(京都市山科区・勧修小)

 京都市山科区の勧修小の保護者らでつくる「勧修おやじの会」と京都橘大(同区)の学生グループが、同小の校舎を使ったお化け屋敷の模様を、動画投稿サイト「ユーチューブ」で配信している。毎年の催しを中止した代わりで、新型コロナウイルスの影響で活動が制限される小学生に、夏の思い出作りに役立ててもらう。

■行事相次ぎ中止 一つでも楽しい思い出を

 おやじの会は2010年から毎年6月、同小の体育館や運動場を使ったキャンプを開催。同大学児童教育学部の学生でつくるサークル「げんkids☆応援隊」が協力し、校舎を使った肝試しも行ってきた。

 だが、今年はコロナの影響で中止し、7月の夏祭りも取りやめた。「子どもたちに何かを残してあげたい」とおやじの会が学生に動画配信を提案、学生側も快諾した。

 お化け屋敷は校舎内に置いた墓石に貼られたお札を、小学生役の男子学生が剝がすと、さまざまな怪奇現象が起こる-との設定で、7日夜に撮影した。歌声が聞こえる音楽室にのっぺらぼうが立っていたり、井戸を模した仕掛けから「生首」を提げた幽霊が追いかけてきたりする場面を、学生らが臨場感たっぷりに演じた。

 サークル代表の3年齋藤史佳さん(20)は「こんな状況だけど、一つでも楽しい思い出を作って」と願う。おやじの会の中本貴久会長(41)は「今年は家で動画を楽しみ、来年のキャンプに向けて気持ちを高めてくれれば」と話している。

 動画は「リモートお化け屋敷 勧修小」などで検索できる。