観光客にたポイ捨て禁止を呼び掛けるの看板(京都市中京区・三条大橋南河川敷)

観光客にたポイ捨て禁止を呼び掛けるの看板(京都市中京区・三条大橋南河川敷)

 市民団体「鴨川を美しくする会」は11日、京都市中京区の三条大橋南側の河川敷などに、ごみのポイ捨て禁止を呼び掛ける看板を設置した。鴨川河川敷では、同会をはじめ府や市、市民らが日々ごみを回収して美観を保っているが、今夏ごろから状況が悪化していた。
 観光客によるごみのポイ捨て問題を巡っては、同会は2017年7月にも、三条大橋付近を中心に4カ国語でポイ捨て禁止を求める看板を設置。一定のごみ削減につながった経験から、今回、再び三条大橋周辺に3枚、四条大橋付近に1枚看板を設置し、観光客に訴えることとした。
 ポイ捨てを防ぐには観光客への働きかけが不可欠で、同会はこれまで宿泊業者による観光客への啓発や、周辺飲食店などの協力を求めているが、徹底はできていない。看板設置式では同会の古村恵子会長が「看板で少しはごみが減ると期待するが、これで問題が終わるわけではない」と、観光業界を挙げての取り組みが必要との認識を示した。