新たに見つかった写真について説明する満田館長(日野町大窪・近江日野商人館)

新たに見つかった写真について説明する満田館長(日野町大窪・近江日野商人館)

 戦後75年の企画展「日野駅改札口から見る日野町と太平洋戦争」が、滋賀県日野町大窪の近江日野商人館で開かれている。最近見つかった勤労学徒の写真などを交えて、日本が戦争に進んだ道をたどっている。

 5年前の戦後70年企画展に続く第2弾で、その後新たに見つかった写真や資料を加えて年表風に紹介している。

 地元の日野高で発見された写真は、戦中に学徒報国隊として名古屋の航空機工場に派遣された女生徒たちの肖像とみられる。近江鉄道・日野駅での出征兵士見送りの写真も展示した。毎日のように発令されていた空襲警報の詳細な記録は、当時の北必佐と日野の両国民学校教員による日誌から分かったという。

 満田良順館長(73)は「日野駅で家族が兵隊を見送り、戦争末期に遺骨を受け取った。ある意味で駅は戦争の玄関口となった。そんな歴史も知ってほしい」と話す。

 31日まで。有料(日野町民は無料)。月曜火曜休館。