「長くつ下のピッピ」を描いた絵を熱心に見る来場者(8日、京都市下京区・美術館「えき」KYOTO)

「長くつ下のピッピ」を描いた絵を熱心に見る来場者(8日、京都市下京区・美術館「えき」KYOTO)

 「長くつ下のピッピの世界展―リンドグレーンが描く北欧の暮らしと子どもたち」(京都新聞など主催)が8日、京都市下京区の美術館「えき」KYOTOで始まった。「ピッピ」「ロッタちゃん」など人気作品の世界を挿絵原画や初版本、作者ゆかりの品など約200点で紹介している。

 世界一強い女の子ピッピを描いた童話「長くつ下のピッピ」の作者アストリッド・リンドグレーンはスウェーデンの児童文学者。同作は1945年に出版され、現在も各国で読み継がれている。作品「ちいさいロッタちゃん」でも我が強くて怒りん坊の小さな女の子を生き生きと表現するなど、一貫して子どもの立場に立った物語を発表し続けた。

 この日はギャラリートークがあり、児童文学翻訳家の石井登志子さんが「自由で自立心にあふれたキャラクターは世界の子どもが待ち望んだものだった」とリンドグレーン作品の魅力を解説した。3月4日まで。有料。