滋賀県甲賀市の奥田宏嗣市議(56)=甲南町寺庄=が3日未明、同町内のスナックで、女性オーナーの顔を殴ったり女性店員の体を突くなどして2人に全治3週間のけがを負わせていたことが8日分かった。責任を取り、同市議は同日、林田久充市議会議長に辞表を提出し、受理された。

 オーナーらによると、3日午前0時半ごろ、閉店で店を出るよう促したオーナーに同市議が激高し、顔を殴ったり、脚を蹴る、肩や首をつかむなどの暴行を重ねた。制止しようとした女性店員の体を突いて倒し、けがを負わせた。男性客が110番した。

 同市議は2017年10月の市議選で初当選し、無所属クラブに所属していた。京都新聞の取材に対し8日までに同市議から返答はないが、9日に同市役所で会見を開くとしている。

 同会派代表の竹若茂國市議は「奥田議員は前の店でもだいぶ飲み酩酊(めいてい)状態で、スナックに入店後は覚えていないと言っている。けがをさせたのは間違いなく、『辞職して被害者にお詫びの気持ちを示したい』と話している」という。