台風19号の影響で東海道新幹線の一部区間で運転取りやめの案内を表示する電光掲示板(11日午後3時24分、京都市下京区・JR京都駅)

台風19号の影響で東海道新幹線の一部区間で運転取りやめの案内を表示する電光掲示板(11日午後3時24分、京都市下京区・JR京都駅)

 京都地方気象台によると、台風19号は12日昼すぎから夕方にかけて京都府に最接近する。暴風域に入る可能性が高く、昼前から警報級の大雨や暴風となる見通しで、13日まで警戒が必要。府内で最大瞬間風速が35メートル、13日昼までに予想される24時間降水量は多いところで200~300ミリを見込む。

 JR西日本は12日、在来線の一部区間で計画運休を実施する。京都府と滋賀県では関西線加茂―亀山間、草津線草津―柘植間、湖西線和邇―近江塩津間、北陸線近江塩津―敦賀間は、それぞれ午前から終日運転を見合わせる。東海道線の米原-姫路間は午後以降、新快速の運転を取りやめる。

 特急では、「きのさき」「はしだて」「まいづる」は昼前後以降、運転を取りやめる。「こうのとり」は午後の運転の大半を取りやめる。「サンダーバード」「スーパーはくと」も午後以降を中心に運休となる。

 東海道新幹線の東京―名古屋間が12日の始発から計画運休されるのを受け、JR京都駅(京都市下京区)は11日午後、払い戻しや予約券の変更を求める人で長い列ができた。払い戻しを受けた西京区の会社員男性(60)は「三連休を利用し、家族で旅行に行く予定だった。残念だが、前もって予定を変更できるので計画運休は英断だと思う」と話した。

 JR西日本福知山支社は、山陰線の園部-東浜間、舞鶴線の綾部-東舞鶴間、福知山線の新三田-福知山間で12日正午ごろから本数を減らして運転し、おおむね午後3時までには全ての運転を見合わせると発表した。

 京都丹後鉄道は12日午後以降、順次全線で運転を見合わせる。

 京都市は、二条城(中京区)や市動物園(左京区)、無鄰庵(同)など文化関連施設7カ所を12日に臨時休館にする。府立植物園(左京区)、アサヒビール大山崎山荘美術館(大山崎町)も臨時休館を決めた。府消費生活安全センター(南区)の土日祝日消費生活電話相談窓口も終日休止する。