京都市立芸術大学(左)と京都芸術大学(右)

京都市立芸術大学(左)と京都芸術大学(右)

 京都市立芸術大は21日、京都造形芸術大が校名変更した「京都芸術大学」という名称は、市立芸大側の商標権を侵害しているなどとして、京都芸術大を運営する学校法人瓜生山学園(左京区)に校名の使用差し止めを求める仮処分を大阪地裁に申し立てた。

 申立書によると、「京都芸術大学」は12日に商標登録された「京都市立芸術大学」と酷似。「京芸」など略称が多用される今日では紛らわしく、京都芸術大の学生が市立芸大に授業について問い合わせるケースもあるなど実際に混同が生じていると主張している。

 「京都芸術大学」を巡っては、市立芸大が昨年9月、瓜生山学園を相手取り名称使用差し止めを求め同地裁に提訴したが、瓜生山学園は今年4月に校名変更した。判決は27日に言い渡される。

 市立芸大は申し立ての理由について「判決の確定には期間を要する可能性もあり、一日も早く混乱を回避するため」と説明。瓜生山学園は「申立書が届いておらず、コメントできない」としている。