信貴康孝氏

信貴康孝氏

 任期満了に伴う京都府久御山町長選が23日に投開票され、無所属で現職の信貴康孝氏(55)=自民、国民民主、公明推薦=が、無所属の新人で元町議の吉田貞夫氏(76)を大差で破り、3選を果たした。

 2016年の前回町長選は信貴氏が無投票で再選しており、8年ぶりの選挙。新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた事業者への支援と町財政の維持、公共交通の利便性向上や、急速に進む高齢化への対策などが争点となった。

 信貴氏は2期8年の実績を強調。「次世代に誇れるまちづくり」を掲げ、京都盆地で最も低地にある町の最大課題となっている水害対策や、リハビリ専門病院の誘致による医療の充実、町東部に計画中の新市街地への産業誘致や住宅整備を訴えた。国政の与野党が相乗りし、国会議員や府議、西脇隆俊府知事らも応援に入るなど、組織的な選挙戦で支持を固めた。

 吉田氏は8年前に続く2度目の挑戦。会社経営の手腕をアピールし、鉄道誘致や長期計画に基づく水道管の耐震化などを訴えたが、及ばなかった。

 当日有権者数は1万2692人(男性6217人、女性6475人)。投票率は36・02%で、過去最低だった8年前の前々回町長選を4・44ポイント下回り、初めて40%を切った。