ユズの香りや実や皮の食感が楽しめるジャムと、スイーツ飲料を開発した井上さん(右)と相良さん=京田辺市興戸・さんさん山城

ユズの香りや実や皮の食感が楽しめるジャムと、スイーツ飲料を開発した井上さん(右)と相良さん=京田辺市興戸・さんさん山城

 京都府京田辺市興戸の障害者就労支援事業所「さんさん山城」の利用者が、同市天王地区産のユズの果実や皮をふんだんに使ったジャムと、そのジャムを使ったスイーツ飲料「さんさんスイーツ柚子(ゆず)っこ」を開発した。11日午前8時~10時に普賢寺ふれあいの駅(同市普賢寺)で1杯100円で販売する。

 さんさん山城は、天王地区で担い手がいなくなったユズ畑1500平方メートルの管理を始めた。利用者がユズの加工品を考え、種や皮、実を何度も煮て苦みと甘さを調節したジャムを作った。

 さらに、府山城北農業改良普及センターの助言を受け、ジャムをアップルティーに入れ、蜂蜜で甘みを整えた飲料を仕上げた。

 開発に携わったろう者の井上稔さん(70)=同市草内=は「ジャムの用途はもっと広がる。新たなヒット商品になれば」、相良健太さん(27)=同市三山木=も「煮詰めるのが難しかったが、みんなにおいしいと言ってもらえたら」と期待している。