殿堂入りの表彰を受ける山折哲雄氏(左から2人目)ら=京都市左京区・国立京都国際会館

殿堂入りの表彰を受ける山折哲雄氏(左から2人目)ら=京都市左京区・国立京都国際会館

 地球環境の保全に貢献した人々をたたえる「第10回KYOTO地球環境の殿堂」の表彰式が9日、京都市左京区の国立京都国際会館で開かれた。環境と共生する思想の普及に貢献した宗教学者の山折哲雄氏ら3人が表彰を受けた。

 山折氏の他に、地球温暖化防止の枠組み「パリ協定」の採択に尽力した前国連気候変動枠組み条約事務局長のクリスティアナ・フィゲレス氏が選ばれた。10周年記念特別賞として農業を通じた環境保全などに取り組む歌手で環境保全活動家のエゴ・レモス氏も選ばれた。

 表彰式では3人が認定証を受け取った。山折氏はスピーチで「励ましと思い、ありがたくお受けしたい」と述べた。レモス氏は「若い世代を救うため、また自然環境を保全するため、これからも努力していきたい」と話した。

 式に先立って3人と国際高等研究所(木津川市)が「人類生存の持続可能性に貢献する」ことなどを誓う「京都メッセージ」を発表した。

 地球環境の殿堂は、京都府と京都市、京都商工会議所、環境省などでつくる運営協議会が2009年度に創設した。