滋賀県庁

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 新型コロナウイルス感染拡大に伴い今秋に実施予定だった鹿児島国体を2023年に延期し、23年内定の佐賀県と24年内定の滋賀県開催を1年順延する調整が進んでいることを受け、萩生田光一文部科学相は25日、順延時に発生する追加の経費に関し「現場の声を聞きながらきめ細かい対応を検討したい」と述べ、国として特例的な支援の在り方を考える意向を示した。

 国体・全国障害者スポーツ大会は文科省、日本スポーツ協会、開催県などが共同で主催する。同省から開催県への財政支援メニューは、開催年度における競技会や式典の費用を対象とした補助金しかない。萩生田氏は延期に伴う経費の精査が必要と前置きし「国としては一定のメニューしかないが、今回は事情が事情」と救済へ理解を示した。

 この日の会見では、感染症や自然災害で大会を実施できなかった場合の代替措置をルール化する方針も明らかにした。

 文科省の幹部らは26日に滋賀県庁を訪問し、1年延期を正式に要請する。佐賀県はすでに順延を容認している。