あの手この手で入館者数のアップを目指す「麒麟がくる 京都・亀岡大河ドラマ館」(亀岡市追分町・サンガスタジアム京セラ内)

あの手この手で入館者数のアップを目指す「麒麟がくる 京都・亀岡大河ドラマ館」(亀岡市追分町・サンガスタジアム京セラ内)

 新型コロナウイルスの影響で年間50万人の入館者予定を15万人に大幅下方修正した「麒麟(きりん)がくる 京都・亀岡大河ドラマ館」(京都府亀岡市追分町)。30日のドラマ放映再開を増客につなげるため、亀岡市はあの手この手で挽回策を打ち出している。

 75歳以上の市民には敬老記念品として無料入場券を配布する。対象は約1万3千人。孫や介護者にプレゼントするのも認める。また、11月ごろには市内全ての約4万世帯に無料招待券を2枚ずつ配布する予定で、こちらは混雑回避のため平日限定とする。

 30日再開予定のドラマでは、「京~伏魔殿編」のキャストが発表され、京都が舞台となる日も近い。ドラマ館は10月末ごろをめどに、ドラマの進展に合わせた大型のリニューアルを控える。

 ただ、コロナの影響でドラマ館の収入は大きく落ち込み、リニューアル予算も心もとないのが実態。そこで今秋、ふるさと納税を活用したクラウドファンディングを新たに実施する。光秀ファンや歴史ファンの心に響く返礼品を検討し、資金を募るという。

 NHKの発表はまだだが、ドラマを全44話放送するなら計算上、最終回は来年1月31日となる。市は同11日の閉館日を来年2月中旬まで延期することを目指す。

 集客見込みが大きく外れた亀岡市。9月一般会計補正予算案には国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金約1億4千万と寄付金約1千万円の計約1億5千万円をドラマ館運営支援事業費として計上した。市光秀大河推進課は「税も寄付も投じており、なんとか市民に還元し亀岡のにぎわいにつなげたい」としている。