持参したぬいぐるみに小さなマスクを付ける子どもら(宇治市五ケ庄・東宇治図書館)

持参したぬいぐるみに小さなマスクを付ける子どもら(宇治市五ケ庄・東宇治図書館)

ぬいぐるみと一緒に、絵本の読み聞かせを楽しむ子どもら

ぬいぐるみと一緒に、絵本の読み聞かせを楽しむ子どもら

お泊まりするぬいぐるみを、布団に寝かしつける子ども

お泊まりするぬいぐるみを、布団に寝かしつける子ども

 京都府宇治市五ケ庄の東宇治図書館でこのほど、子どもたちがお気に入りのぬいぐるみと一緒に、新型コロナウイルスの感染予防を学ぶイベントがあった。ぬいぐるみにマスクを着け、絵本の読み聞かせを楽しんだ後、「新しい生活様式」を自分の代わりに体験してもらうため、ぬいぐるみを図書館にお泊まりさせた。

 子どもに図書館を身近に感じてもらおうと米国で始まった「ぬいぐるみの図書館おとまり会」で、東宇治図書館では5回目の開催。今年はコロナにテーマをあてた内容を企画し、5組の未就学児と親が計11人参加した。

 子どもらは持参したクマや女の子などのぬいぐるみに、図書館職員が紙で手作りした小さなマスクを着けた。職員が繰り広げる絵本や紙芝居の読み聞かせを楽しみ、2泊3日でお泊まりするぬいぐるみに布団をかけて寝かしつけた。

 職員は閉館後の夜に、預かったぬいぐるみが図書館で読書したり遊んだりする様子を写真撮影してアルバムを作り、2日後に迎えに来た子どもたちにプレゼントする。入館前に手指を消毒し、本を借りる際は間隔を空けて列に並ぶといった新しい生活様式もぬいぐるみに実践させ、内容に盛り込むという。

 女性(43)は「子どもは、自分も出掛ける際にしているマスクをぬいぐるみに着けられて、うれしそう」と笑顔を見せ、長女(5)は「家にある他のぬいぐるみにもマスクを着けてあげたい」と話していた。