定例会見で、学部移転に伴う学生流出に危機感をにじませる橋川市長(草津市役所)

定例会見で、学部移転に伴う学生流出に危機感をにじませる橋川市長(草津市役所)

 立命館大びわこ・くさつキャンパス(BKC)の情報理工学部などの移転発表について、滋賀県草津市の橋川渉市長は、26日の定例会見で「多大な社会的経済的影響がある」と述べ、学生流出や地域経済への悪影響に危機感をにじませた。滋賀県と共同で、学校法人立命館側と新しいBKCの展開などを協議する意向を改めて表明した。

 橋川市長は「移転は唐突な話で受け入れがたい」と強調した。同学部などの移転で学生は約2400人減り、そのうち約1200人が市内在住者だと説明。「学生マンション経営に与える影響が最も重大な問題で、何らかの対策も検討していきたい」と述べた。

 5年前の経営学部転出後の状況も踏まえ、市長は「新学部新設や大学院充実、留学生の受け入れ強化などを市からも大学側に提案して、学生数を戻すよう要望していきたい」とした。