来年の大河ドラマの主人公明智光秀を題材にしたつくりもん(京都府福知山市夜久野町額田)

来年の大河ドラマの主人公明智光秀を題材にしたつくりもん(京都府福知山市夜久野町額田)

 京都府福知山市夜久野町の伝統行事「額田(ぬかた)のダシ」が12日、同町の額田地区で始まった。住民らが農作物でドラマの主人公などを表現した「つくりもん」が展示された。
 行事は五穀豊穣(ほうじょう)を願う地元神社の祭礼。つくりもんは地元の自治会や子どもたちが計7基制作した。今年は、戦国武将の明智光秀を主人公とするNHK大河ドラマの放映を来年に控え、光秀のつくりもんが多く並んだ。
 小豆、トウガラシ、サツマイモ、ぎんなんなど多様な野菜や豆類を使い、タカ狩りをしたり麒麟(きりん)に乗ったりしている光秀が、公民館の敷地や民家のガレージに展示されていた。絵本の「だるまさん」を題材に保育園児らが作ったかわいらしい作品も。
 ただ、12日は台風の接近で強い雨が降り、訪れる人は少なく、山車と太鼓屋台の巡行は中止になった。「額田のダシ」振興会の大本功幸事務局長(64)は「つくりもんを見るのに行列ができることもあるが、今日は仕方ない」と話していた。