たばこの煙が周辺施設に流入して問題となり、廃止される喫煙所(守山市梅田町・JR守山駅前)

たばこの煙が周辺施設に流入して問題となり、廃止される喫煙所(守山市梅田町・JR守山駅前)

 滋賀県守山市は9月1日から、JR守山駅西口の喫煙所を廃止する。スペースの外側での利用者が多く、新型コロナウイルスの感染対策で窓を開けていた周辺施設にたばこの煙が流入し、苦情を受けたため。市担当者は「今後は駅周辺を喫煙禁止区域に設定することも検討したい」としている。

 西口喫煙所は駅前での分煙推進を目的に昨年2月に利用を開始。だが今年5月、周辺施設から「たばこの煙が入ってくる」との相談が寄せられた。市の今月19日の調査では午前7~8時に延べ144人が利用し、このうち54人はスペースの外側の路上で喫煙していた。喫煙所内も3密状態になっており、市は廃止を決めた。代替策として東口の喫煙スペースを3倍に拡充する。

 また市は、路上喫煙防止条例改正で罰則規定を設ける方向で検討を進めている。今後、市民から意見を募るパブリックコメントなどを実施し、来年の3月議会への条例改正案提案を目指すとしている。