ナシの上手な取り方を教わりながら収穫する園児(京丹後市久美浜町浦明)

ナシの上手な取り方を教わりながら収穫する園児(京丹後市久美浜町浦明)

 京都府内最大のナシ産地・京丹後市久美浜町で8月31日、観光果樹園がオープンした。同町浦明の農園では、町果樹観光協会による「梨山開き」があり、招待された園児が大きな実の収穫を楽しんだ。

 久美浜町内では、同観光協会に加盟する農家10戸(計約7ヘクタール)が「二十世紀」と「新興」を栽培している。

 式典では、会長の白岩秀一さん(58)が「久美浜生まれの年長さんには、地元の味をしっかり食べて覚えてもらいたい」とあいさつ。園児たちは園で食べるものと、家族へのお土産にするナシ2個を枝からもぎとった。

 山開きは今年で50回目を迎え、半世紀に。当初から参加する長砂廣一郎さん(74)は「昭和45年ぐらいからのナシ狩りブームの頃はお盆明けから大阪まで宣伝に行った。30~40戸あった農家も減ったが、園児が『来年も来たい』と言うので続けて来られた。今の園児のお母さんたちも、かつて来てくれた」と笑顔で振り返った。

 ナシ狩りは二十世紀が今月下旬まで、新興は10月初旬から同月末まで。2時間食べ放題で大人880円、小学生770円、園児550円。久美浜町観光総合案内所0772(82)1781。