ふなずしの飯を使ったメロンパン(右)とコイの身を混ぜたソーセージのハンバーガーをPRする中川さん=野洲市菖蒲・BIWAKO DAUGHTERS

ふなずしの飯を使ったメロンパン(右)とコイの身を混ぜたソーセージのハンバーガーをPRする中川さん=野洲市菖蒲・BIWAKO DAUGHTERS

 滋賀県野洲市菖蒲の湖魚加工販売店「BIWAKO DAUGHTERS(ビワコドーターズ)」が新商品開発に力を入れている。コイのすり身をパンにはさんだり、滋賀の伝統食ふなずしの飯(いい)をメロンパンに活用したりと工夫を凝らして調理し、新しい味わい方を提供する。

 新商品は「地域で受け継がれてきた食文化を若者にも広め、湖魚を身近に感じてもらおう」と店主の中川知美さん(46)が開発。父で漁師の松沢松治さん(74)が水揚げした鮮魚を使う。

 開発した「マキマキバーガー」は、豚肉にコイのすり身を混ぜ込んだ渦巻き状のソーセージをパンで挟んだ。魚の臭みはなく、バジルの風味がうま味を引き立てる。ボリュームがあり、子どもにも人気だという。

 また「琵琶湖のメロンパン」は、ココアでコーティングされたパンの中に、ふなずしの飯と練乳をブレンドしたクリームをサンド。酸味が加わり、レモンクリームのような爽やかな味に仕上げた。

 中川さんは「滋賀に住んでいても琵琶湖にどんな魚がいるか知らない人が多い。日々新しい食べ方を提供していきたい」と力を込める。