京都地裁

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 大津市雄琴6丁目の温泉旅館「びわこ緑水亭」の調理場の男性料理長から長年にわたってパワーハラスメントを受けたとして、調理場で働く20~40代の男性従業員4人が31日、男性料理長と旅館の運営会社に対し慰謝料など約3千万円の損害賠償を求める訴えを京都地裁に起こした。

 訴状によると、原告4人はそれぞれ京都市や大津市在住で、2002年から16年に入社。男性料理長は遅くとも2002年10月ごろから、調理場で働く従業員らに対し、殴ったり包丁の背で切りつけたりする暴力や暴言を繰り返し、仕事上のミスがあると「罰金」と称して1回当たり500円、多い月で1人1万円余りを支払わせていた。原告らは精神的苦痛や金銭の損害を負ったと主張。旅館の運営会社もパワハラが起きないように環境整備する義務を怠ったと訴えている。

 緑水亭は「訴状が届いておらず今は何もお答えできない」としている。