老朽化のため、来年6月の閉館が決まった市民会館(彦根市尾末町)

老朽化のため、来年6月の閉館が決まった市民会館(彦根市尾末町)

 滋賀県彦根市は、市民会館(同市尾末町)を来年6月30日に閉館すると発表した。建物の老朽化が理由で、関連議案を7日開会の市議会9月定例会に提案する。


 1964年完成の同館は地上2階、地下1階で延べ床面積6600平方メートル。市教育委員会や上下水道部が入居し、会議室などの貸館を行っている。大小ホールを備えていたが、文化拠点の機能が97年開館の市文化プラザ(同市野瀬町)に移ったため、事務室に転用している。

 築56年で耐震性が確保されず、空調や給排水設備も老朽化していることから閉館を決めた。市教委などの機能は、本年度内に耐震化を終える予定の市役所本庁舎に移す。市民会館の土地の大部分は隣の県護国神社からの借地で、跡地の活用法は未定としている。

 市は、市民会館の管理条例廃止案と新型コロナウイルス対策を含む17議案を提案する。9月定例会の一般質問は15、16日。