赤丸かぶを載せたさばずし(左上)と、スモークサーモンと赤かぶの絹田巻き(右上)[LF]

赤丸かぶを載せたさばずし(左上)と、スモークサーモンと赤かぶの絹田巻き(右上)[LF]

赤丸かぶをすりおろして、みぞれ仕立てにした煮物椀

赤丸かぶをすりおろして、みぞれ仕立てにした煮物椀

 滋賀県米原市の農産物を使った料理を地元の料理人が振る舞うイベント「米原レストラン」が好評だ。8回目が同市醒井のカフェで開かれ、同市朝妻筑摩地区の伝統野菜「赤丸かぶ」を材料にした和食を、来客が味わった。

 農家や住民らでつくる市民団体「米原レストラン プロジェクト」が2017年4月から取り組む「地産地消」活動の一環。地元農家が提供する伊吹そばや大豆、タマネギ、カキなどを使った和洋食、フランス料理をこれまで提供してきた。

 今回は、主に漬物に使われる赤丸かぶを、市内で和食料理店を営む北村俊満さん(31)がコース料理の主菜として調理。すりおろしてみぞれ仕立てにした煮物椀や、甘酢に漬けてさばずしに載せた「鯖蕪(さばかぶ)寿司」、魚肉と合わせた「スモークサーモンと赤かぶの絹田巻き」などを市内外から参加した14人が楽しんだ。

 4回目の参加という長浜市公園町、会社員竹内惠子さん(48)は「漬物のイメージしかなかった赤丸かぶが、いろんな料理にも使える素材と分かった」と感心した様子。赤丸かぶを提供した同市朝妻筑摩、農家真野丈治さん(48)は「想像もしなかったような味わい。素材の魅力をよく引き出してくれた」と喜んでいた。

 同団体は活動の集大成として今秋、市民ら100人を集めた「野外レストラン」を市内で計画している。