自社製マスクを寄付し、感謝状を手にするMTGの大田会長(中央)と松下社長(左)=京都市中京区・市役所

自社製マスクを寄付し、感謝状を手にするMTGの大田会長(中央)と松下社長(左)=京都市中京区・市役所

 トレーニング機器を手掛ける美容・健康器具メーカーのMTG(名古屋市)は8月31日、京都市にマスク100万枚を寄付した。市は社会福祉施設や医療機関などに配布する。

 同社は京セラ名誉会長の稲盛和夫さんが塾長を務めた「盛和塾」での学びによって、急成長した。稲盛さんを補佐し、日本航空の再建に携わった京セラ元取締役の大田嘉仁氏が会長を務める。事業成長の恩返しをしようと、京セラ設立の地である京都市に寄付を申し出た。

 中京区の市役所であった寄付受納式で、大田会長と松下剛社長が同社製の不織布マスクを門川大作市長に手渡した。

 松下社長は「20年前から参加する盛和塾がなければ今日はなかった」と感謝。大田会長は「学んだことをMTGの経営に生かし、コロナ禍で業績がV字回復した。冬に向けて不足しがちなマスクを養護施設などで使ってほしい」と話した。