京都府

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 京都府と滋賀県の複数の自治体が31日、役所を標的に爆破や銃乱射を予告するメールが届いたと発表した。京都新聞社の調べでは、犯行予告があったのは10カ所以上で、いずれも仮想通貨「ビットコイン」の送付を要求していた。京都府警は悪質ないたずらとみて、威力業務妨害の疑いで捜査している。

 予告メールが届いたのは京都府が綾部、亀岡、八幡、長岡京、向日の各市と大山崎町。滋賀県は彦根、近江八幡、草津、高島、甲賀の各市と日野町、竜王町。30日に各市町のホームページの問い合わせフォームなどに送られており、9月1日か2日の爆破を予告していた。

 八幡市に届いたメールは、1日午後5時に市役所にダイナマイトを投げ込んでライフルを乱射すると予告し、防ぎたければビットコインを送るよう要求していた。市は出入り口の一部を閉鎖するなどした上で各課の窓口は通常通り業務に当たる。

 近江八幡市には2日の犯行予告が届き、同市は2日午後1時から安全確保ができるまでの間、本庁舎を閉鎖し、業務を休止する。

 府警によると爆破予告があった役所で不審物は見つかっていない。府内では大学や高校などにも内容が異なる爆破予告が最近相次いでおり、府警が捜査している。