PCR検査に関する協定締結式に臨む西脇知事、京産大の大城学長、島津製作所の上田社長、門川市長(写真右から)=1日午後、京都市下京区・京都産業大学むすびわざ館

PCR検査に関する協定締結式に臨む西脇知事、京産大の大城学長、島津製作所の上田社長、門川市長(写真右から)=1日午後、京都市下京区・京都産業大学むすびわざ館

 新型コロナウイルスの感染対策として、京都産業大(京都市北区)は1日、10月以降に学生や教職員を対象にPCR検査を学内で実施すると発表した。島津製作所(中京区)の検査用試薬を用い、陽性と判明した場合は保健所へ報告する。京産大は同日、下京区で同社と連携協定を締結した。

 学内に検査センターを設置する。対象は京産大の学生、教職員の無症状者で、唾液を検体として採取。寮生活やフィールド調査を行う学生らを優先的に実施するという。検査開始当初は1日40件を想定する。

 期間は2025年末までの運用を想定し、PCR検査の頻度などは今後検討するという。検査の知見を蓄積した上で、将来的には緊急時に京都府や京都市の要請による検査受け入れも視野に入れている。

 協定締結式には大城光正学長や上田輝久社長に加え、西脇隆俊府知事、門川大作市長も出席した。

 大城学長は3~4月に学生たちの間で感染者集団(クラスター)が発生したことに触れ、「検査導入によって安心安全なキャンパスにする」と語った。上田社長は「無症状感染者の早期発見と適切な対処ができれば、学内だけでなく地域の感染者も減らせる。ほかの大学にも広げていきたい」と話した。