見守り端末を受け取る児童(亀岡市内丸町・亀岡小)

見守り端末を受け取る児童(亀岡市内丸町・亀岡小)

発信機となるホイッスル型の見守り端末

発信機となるホイッスル型の見守り端末

 京都府亀岡市と京都府警亀岡署が連携して登下校中の小学生を見守るシステムの運用が1日、始まった。位置情報が分かる小型の見守り端末が全児童に配られ、希望すれば利用できる。関係者は「市全体で子どもの見守りができれば」としている。

 IoT(モノのインターネット)の技術を活用した関西電力送配電のシステムで、保護者の同意の上、学校や警察に位置情報を共有することで、行方不明になった際に児童の早期保護などにつなげる狙いがある。今春に3者が協定を結んでおり、府内では初の取り組みだという。

 システムは、発信機となるホイッスル型の見守り端末を携帯した児童が、通学路の公共施設や事業所に設けた「基地局」を通過すると検知される仕組み。JR各駅やコンビニ、交番など約200カ所に順次設置する。保護者は、小学校への問い合わせや同署への届け出をすれば、子どもの位置情報を確認できる。直接スマートフォンで通知を受け取るサービスは、月額500円程度が必要。

 全18校に通う約4700人分の端末が用意され、亀岡小(内丸町)では、担任が「おうちの人と相談して使って」と手渡した。インターネット上で端末番号と利用者の情報を任意で登録すれば使えるようになる。