自民党の次期総裁選で全党員の参加を訴えていた京都、滋賀の衆参国会議員の間では1日の総務会決定に賛否が交錯した。二之湯智参院議員(京都選挙区)は「少人数による密室での決定と国民に受け取られかねず、結論ありきでは政治不信を招く」と疑義を呈した。京都府内では新型コロナウイルスの影響もあり、党員の獲得は厳しさを増しているといい、「投票できないと党員のメリットは薄れる。獲得や更新が難しくなるのでは」と懸念する。

 首相はメディアや政敵の批判にさらされながら多様な公務に臨む。大岡敏孝衆院議員(滋賀1区)は「激務に耐え、首相の任にふさわしい人物なのか時間をかけて見極めなければならない」とし、全国の党員向けに地方遊説を行う総裁選を理想に掲げる。今回は総務会の決定を尊重する考えだが、党員にとって、総裁選で投票できることが誇りでもあるだけに「全国の党員にも投票してもらいたかった」と話した。