ジーエス・ユアサコーポレーションは12日、2019年3月期の連結売上高予想を11月発表の4400億円から4200億円(前期比2・2%増)に下方修正した。中国や東南アジアで主力の自動車用鉛蓄電池の販売が減少しており、2度目の引き下げとなった。

 原材料価格下落による調達コスト減を踏まえ、利益予想は据え置いた。修正後の売上高を含めて経常利益、純利益とも過去最高を見込んでいる。

 同日発表した2018年4~12月期決算は、自動車用鉛蓄電池では上昇した鉛の価格転嫁が進んだほか、プラグインハイブリット車や潜水艦向けリチウムイオン電池が伸び、売上高は3056億円(前年同期比2・9%増)だった。経常利益は158億円(11・2%増)、純利益は100億円(62・3%増)で、いずれも過去最高を更新した。

 京都市内で記者会見した中川敏幸専務取締役は、上半期の成果で増収増益を確保できたとするが、「第3四半期単独では減速感が否めない」と述べた。