今季、新型コロナウイルス感染拡大防止のため開設を見送った舞鶴市の神崎海水浴場(舞鶴市西神崎)

今季、新型コロナウイルス感染拡大防止のため開設を見送った舞鶴市の神崎海水浴場(舞鶴市西神崎)

 舞鶴海上保安部は1日、8月に京都府内の海浜で発生した遊泳中の事故者数が9人(3人死亡)で、昨年の2人(1人死亡)から大幅に増加したと発表した。うち8人の事故は、遊泳区域外や開設の終わった海水浴場など、監視員が配置されず、安全体制が確保されていない場所で起こった。

 8月上旬には、京丹後市の海水浴場周辺の遊泳区域外、下旬には、同市の開設期間が終了した海水浴場で、シュノーケリング中におぼれる事故が相次いだ。事故者は4人で、うち2人が死亡した。

 8月10日には、強風の影響で浮具とともに沖へ流された事故者が舞鶴市と宮津市で計4人発生し、救助された。このうち3人は、遊泳区域外や新型コロナウイルスの影響で開設を見送った海水浴場で事故に遭った。30日にも、開設を終えた海水浴場で遊泳中の男性がおぼれて死亡した。

 府内の全海水浴場は8月23日までに開設が終了したが、同保安部は「高温で天気がいい日には見回りや呼び掛けを行う。来年度はシュノーケリングの安全啓発も考える」としている。