真木和さんをしのぶ会であいさつする藤田さん(京都市南区)

真木和さんをしのぶ会であいさつする藤田さん(京都市南区)

 昨秋に49歳で亡くなったアトランタ五輪マラソン代表の真木和さん(現姓・山岡)をしのぶ会が11日、京都市南区のホテルで開かれた。バルセロナ五輪から2大会連続で出場した名ランナーの思い出やその人柄を、ワコール陸上部OGら陸上関係者約120人が語り合った。

 ワコール時代から指導した藤田信之さんと同陸上部OGの有志が主催。藤田さんは「真木和の競技人生や人となりを大いに語って、しのぶ和やかな雰囲気の会にしたい」とあいさつ。参加者は会場に設置された祭壇に花を手向け、黙とうした。

 続いて真木さんの姉妹や現役時代に競い合ったライバル、後輩たちが思い出を披露した。アテネ五輪マラソン金メダルの野口みずきさんは「人生を懸けて走るという競技姿勢を学んだ」と語り、バルセロナ五輪銀、アトランタ五輪銅の有森裕子さんは「今のマラソン界についてもっと語りたかった」と声を詰まらせた。真木さんが家族と過ごす写真や動画も披露され、家族思いだった真木さんの人柄をしのんだ。