滋賀県庁

滋賀県庁

 毎年7月1日の「びわ湖の日」や、外来魚のリリース禁止を定めた「琵琶湖ルール」の認知度について、滋賀県がインターネットを通じてアンケートを行ったところ、近畿・東海地方の住民の9割が「知らない」と答えたことが分かった。

 調査は7月31日と8月1日に実施し、委託先のマーケティング会社に会員登録している京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、愛知、岐阜、三重の8府県の18歳以上の千人から回答を得た。

 びわ湖の日を「知らない」人は92・5%に上り、「知っている」の7・5%を大きく上回った。びわ湖の日は、琵琶湖の富栄養化の原因となる窒素、リンの排出規制を定めた「県琵琶湖の富栄養化の防止に関する条例」の施行1周年を記念して1981年に制定され、毎年一斉清掃が行われるなど県内の認知度は別の調査で7割強と高いものの、県外では京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山の5府県に限っても知っている人は9・8%にとどまった。

 外来魚のリリース禁止やプレジャーボートの規制水域での航行禁止など4点の琵琶湖ルールについても、「知らない」が90・8%を占め、「知っている」は9・2%だった。ただ、4点のうち外来魚のリリース禁止を知っている人は32・3%と比較的多かった。レジャーで湖に来たことが「ある」人は18・9%だった。

 県環境政策課は「『びわ湖の日』をテーマにした連続講座の開催やフェスティバルへの出店で、京都や大阪での周知を図ってきた。(認知度は10%未満だが)県外でも一定知られていると受け止めている」。県は本年度、琵琶湖レジャー利用適正化基本計画の改定作業を進めており、「琵琶湖の環境保全を象徴する記念日や琵琶湖ルールをより知ってもらう努力をしたい」としている。