短冊を模したポスターに印刷し、アーケードの柱に掲示されている入賞作品(京都市伏見区・納屋町商店街)

短冊を模したポスターに印刷し、アーケードの柱に掲示されている入賞作品(京都市伏見区・納屋町商店街)

 京都市伏見区の納屋町商店街が募集していた、新型コロナウイルス禍の喜怒哀楽を詠んだ川柳コンテストの入賞30点が決まった。最上位の特選には、テレワークやソーシャルディスタンス(社会的距離)、マスク着用をテーマにした4点が選ばれた。全作品を同商店街で展示している。

 作品は7~8月に公募し、全国の11~90歳の254人から696点が集まった。同商店街振興組合メンバー6人と龍谷大の学生20人が、ユーモア▽コロナへの怒り▽感染予防への意識▽新しい生活様式への思い-の観点で審査した。1日から、入賞作は短冊を模したポスターに印刷し、商店街のアーケードの柱に掲示。その他の応募作はA4紙に印刷して貼り出している。商店街ホームページでも公開している。

 小林満理事長(57)は「苦労しつつも、工夫して快適な生活を求めてきた応募者の様子が分かる。作品を見に来てもらい、くすりと笑ったり共感したりしてもらえれば」と願う。展示は1カ月ほど続く。

 川柳コンテスト上位入賞作品 

【特選】
テレワーク 風呂場が職場 大家族
距離を取る あいだに恋も 割り込まれ
Web会議 妻がどうして 化粧する
家出たが マスク忘れて Uターン
【入選】
初授業 画面の中で How are you
三密を 避けて暮らしの 清々し
夫婦仲 なぜかコロナに 試される
笑顔見に スマホに乗って 孫が来た
リモートで 人恋しくて 夜の街
うっかりと パンツが映り 照れワーク
駆け回る 看護師の背に 手を合わす
玄関で 消毒スプレー あびせられ