JR山陰線とアンダーパスで交差する都市計画道路「駅北余部線」(京都府亀岡市余部町より撮影)

JR山陰線とアンダーパスで交差する都市計画道路「駅北余部線」(京都府亀岡市余部町より撮影)

【地図】4日から開通した駅北余部線

【地図】4日から開通した駅北余部線

 京都府亀岡市のJR亀岡駅北側から市役所方面を東西に結ぶ都市計画道路「駅北余部線」の車道部分がこのほど、開通した。JR山陰線の下部を通る区間(アンダーパス)の湧水などのために完成が遅れたが、駅周辺の車の通行がスムーズになると期待される。

 開通したのは、追分町のサンガスタジアム京セラ西側から余部町清水を結ぶ全長578メートル。駅北エリアのまちづくりを進める亀岡駅北土地区画整理組合が、市と府、国の全額補助を受けて整備した。

 総事業費は既に完成した幹線道路部分も含めて約50億円。2016年10月に着工し、スタジアム開業に合わせて今春に完成する予定が、アンダーパスの地下水対策で工事が難航した。歩道は11月ごろにできる見通し。

 大雨時のアンダーパス冠水対策は、同組合によると、常時排水ポンプでくみ上げを行い、線路下に設置したセンサーで水深5センチを計測すると、道路脇の警報表示板で危険を知らせる。水深15センチに達した場合、通行禁止とする。

 かめきたサンガ広場で開かれた開通式で、同組合の関本孝一理事長は「区域内ではスタジアムやホテル、住宅建設など一部土地利用が開始し、道路の開通で利便性が格段に向上する」とあいさつ。桂川孝裕市長も「駅南の交通事情も変わるため、新たなまちづくりを進めたい」と期待を寄せた。