代表選出馬を表明し同志と健闘を誓う泉氏(中央)=国会内

代表選出馬を表明し同志と健闘を誓う泉氏(中央)=国会内

 国民民主党の泉健太政調会長(衆院京都3区)は4日、国会内で会見を開き、立憲民主党などと結成する合流新党の代表選に立候補することを表明した。同時実施の党名選挙では「民主党」を掲げる。「提案型の野党第1党を目指す」と意気込みを語り、時限的な消費税凍結や全国民に対する新型コロナウイルスワクチンの接種無料化など基本政策を発表した。

 泉氏は国民が重視してきた改革中道の精神や政策提案型の特色を引き継ぎ、風通しの良い党運営に当たるとした。政権与党を監視し対峙する姿勢は重要とする一方で「国民が野党をどう評価しているかを自己認識しなければならない。与党に代わるどんな材料を持っているかを伝える努力が不足している。もっと政策を訴え、政権構想を明らかにする」と変革を訴えた。
 
 主な政策では新型コロナ収束までの間は消費税をゼロにし、不足分の財源は主に国債を充てるとした。コロナ対策はワクチン接種や高齢者へのPCR検査の無料化などを打ち出した。エネルギー政策は省エネ、再エネなどによる分散型を推進。憲法改正に関しては与野党の認識を一致することが重要との認識を示した。

 新党名を民主党と掲げた理由について、政権担当時の功罪を踏まえ「反省から逃げない。歴史を背負い、新しい民主党という思いで提案した」と語った。合流新党に参加しない国民の議員らが結党に動いている新党との連携を巡っては、選挙協力や国会での共同会派結成はあり得るとした。