台風19号の影響で傘が裏返るほどの突風が吹いた四条大橋(12日午後3時、京都市)

台風19号の影響で傘が裏返るほどの突風が吹いた四条大橋(12日午後3時、京都市)

 大型の台風19号が近畿地方に接近した12日、京都府と滋賀県でも影響があった。夜まで暴風警報が発表され、舞鶴市で12日午後5時22分に最大瞬間風速36・4メートルを記録した。強風のため京滋で計6人のけが人が出た。

 京都市によると、左京区の84歳男性が強風にあおられて転倒し、脚を骨折したほか、86歳と44歳と男性2人も転倒して負傷した。滋賀県警によると、大津市で倒壊した物置を直していた64歳と38歳の男性が風で飛ばされた扉に当たるなどして軽傷を負ったほか、女性(79)が強風で転倒して軽いけがをした。

 京都府では福知山市や舞鶴市など12市町村が高齢者や障害者などに早めの避難を呼び掛ける「避難準備」を発表し、計274人が避難した。滋賀県によると午後8時現在、高島市などで24人が自主避難している。

 JR西日本は、13日に「サンダーバード」など特急の運転を取りやめるほか、関西線加茂―亀山間や湖西線山科―近江塩津間、草津線貴生川―柘植間などで始発から昼頃まで運転を見合わせる可能性があると発表した。