「井伊の赤備え」の甲冑姿で火縄銃を披露する隊員たち(彦根市・彦根城博物館)

「井伊の赤備え」の甲冑姿で火縄銃を披露する隊員たち(彦根市・彦根城博物館)

 火縄銃の古式砲術を披露する公開演武が6日、滋賀県彦根市金亀町の彦根城博物館であった。「井伊の赤備え」で知られる朱色の甲冑(かっちゅう)姿の鉄砲隊が迫力の銃声を響かせた。

 彦根商工会議所青年部の有志が1984年に「彦根鉄砲隊」を結成。彦根藩2代目直孝の鉄砲隊が大坂冬の陣で活躍したことにちなみ、観光シーズンを中心に年6回、観光客らに披露している。

 今年は新型コロナウイルスの影響で休止していたため、この日が初撃ちに。隊員5人が博物館東側の土手に登場。「弾込め用意」の勇ましい声を合図に棒で銃口へ火薬を入れ、一斉に発砲した。観客らは大きな音に驚きながらも歓声を上げていた。