地元の中学生が作り、草津市に寄贈した足踏み式消毒スタンド(市役所)

地元の中学生が作り、草津市に寄贈した足踏み式消毒スタンド(市役所)

 新型コロナウイルス対策に役立ててもらおうと、草津市内の中学生が手作りの足踏み式消毒スタンドを市に寄贈した。市役所の玄関2カ所に設置され、来庁者から「ボトルに触れずに手指のアルコール消毒ができ、便利で衛生的」と好評だ。

 寄贈したのは立命館守山中3年馬場拓海さん(14)=同市木川町。コロナ拡大初期の春に比べ、店舗などで消毒液を使う人が少なくなっていることに気付き、足踏み式のスタンド製作を思い付いた。工作好きで夏休み中に自ら設計図を書き、ホームセンターでそろえた角材で完成させた。うち2台を8月下旬に市に提供した。

 スタンドは高さ約1メートルで、ペダルを足で踏むと金属ワイヤでつながった板が消毒液ボトルのポンプ部分を押し、液が出る。設置場所は市民の出入りが多い市役所西玄関と南玄関で、利用した女性(76)は「手押し式のポンプは先にどんな人が触っているか分からず使用に抵抗があった。足踏み式はありがたい」と話した。

 馬場さんは「ペダル部分を金具で強化するなど繰り返し使っても壊れないよう工夫した。感染防止に役立ちたいという思いを形にできてうれしい」と語る。ほかに、手作りの透明マスク15個や自宅の3Dプリンターで製作したフェースシールド10個も市に寄贈した。