「知恵-1グランプリ」の応募に向けて、知恵ビジネスプランコンテスト認定企業の講演を聞く参加者たち(京都市下京区・京都経済センター)

「知恵-1グランプリ」の応募に向けて、知恵ビジネスプランコンテスト認定企業の講演を聞く参加者たち(京都市下京区・京都経済センター)

 京都商工会議所が、中小企業の独創的な事業計画の実現を支援するために11回続けてきた「知恵ビジネスプランコンテスト」が、本年度から「知恵―1(ワン)グランプリ」にリニューアルする。本年度から各企業の成長ステージに合わせて3部門に分けて認定の間口を拡大。認定企業はさまざまな支援を受けられる特典があり、23日から公募を始めた。

 知恵ビジネスは、自社の強みや京都の地域性を生かして新たな価値を生み出すためのビジネスモデル。京商が2009年度から事業計画を公募してコンテストを開き、11回で65件のプランを認定してきた。

 本年度は、4月に就任した塚本能交会頭が知恵ビジネスに磨きをかけるため、発案者である立石義雄前会頭(故人)の思いを引き継ぎ、裾野拡大のために一新することにした。

 「知恵―1グランプリ」では3部門を新設。「イノベーション部門」は、自社のビジネスモデルに、社会課題の解決や持続可能な社会の実現などのプランを付加して新たな顧客を創造する取り組み。「コラボレーション部門」は、同業他社や異業種との協業で相乗効果を目指す提案。「チャレンジ部門」は、従来のコンテストの後継ともなる自社の知恵を生かしたビジネスプランの募集となる。

 京商は8月から知恵―1グランプリ認定を目指す企業向けに「知恵の誘発セミナー」を開くなど、新制度の周知に取り組んでいる。京商は「認定企業のプランは京商と専門家、支援機関などオール京都で総合的にサポートする。企業のステージごとに応募してさらに高みを目指してほしい」としている。

 公募は23日から。締め切りはチャレンジ部門は10月22日、イノベーション部門とコラボレーション部門は11月24日まで。問い合わせは、京商中小企業支援部知恵産業推進課075(341)9781。